2018年10月3日 歩く

昨日の「歩く」と決めた意志を貫こうと朝から歩く。
7時から30分で10周(2000m)。
回診で「白い巨塔」のように執刀医を中心に手術室で見た顔がぞろぞろとやってくる。
お腹の調子を見て一言二言交わしてすぐに立ち去る。
表情はにこやかだがちょっと冷たい印象。
少しして、主治医が「元気?」と顔を出す。

今日から血液をサラサラにする薬を朝晩2回、お腹に注射する。
血栓ができないようにするためなのだが、鼻血や歯茎からの出血が出てたら中止とのこと。
私は、ほぼ毎日、歯茎から出血しているんですがそのことを話すと「なるべく出さないようにしてください」とのこと。無茶すぎる。
その後、尿管を抜く。痛いと聞いていたが、するりと抜けた。
管が一本なくなるだけでだいぶスッキリした。
尿管を抜くとオシッコがでなくなる人がたまにいるらしい。
しばらく尿を出す筋肉を使っていないので衰えるらしい。

お昼前にまた歩く。30分で10周(2000m)。

午後に母がお見舞い来る。
特に用事はないが入院してから電話でも話をしていなかったので、心配していたらしい。
午後もまた歩く。30分で10周(2000m)。

看護師の間で噂になるぐらい、「たくさん歩いている人」となっているらしい。
それと同じぐらい「ラウンジでパソコンをしている人」とも思われているらしい。

夜も歩く。30分で10周(2000m)。

ワード:



私が入院の時にレンタルしたwifiサービス


入院時に持ち込んだノートパソコン。高性能でコスパ抜群。


年齢:1976年生まれ(42歳)
職業:自由業  家族:妻・子供2人
経緯:自治体の健康診断で要検査が出たので精密検査をしてみたら直腸癌が見つかった。発見から現在までの記録を淡々と書く。

健康診断→再検査→入院→腹腔鏡手術(肛門温存)→緊急開腹手術(一時的人工肛門(イレオストミー)造設)